2級電気通信施工管理技士練習問題(電気通信設備分野)

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問 1 波形パターンに該当する伝送路符号の組合せのうち、適当なものはどれか。
(A)両極NRZ符号 (B)CMI符号 (C)AMI符号
(A)両極NRZ符号 (B)マンチェスタ符号 (C)AMI符号
(A)AMI符号 (B)CMI符号 (C)両極RZ符号
(A)AMI符号 (B)マンチェスタ符号 (C)両極RZ符号
問 2 デジタル伝送路における品質劣化要因について述べた次の文章のうち、適当なものはどれか。
符号誤りが散発的に発生する現象はランダム誤りといわれ、ランダム誤りは、一般に、システムや伝送ルートの切替え動作、無線回線のフェージングなどにより発生する。
通信状態にある回線が一時的に信号を正しく伝送できなくなる現象は瞬断といわれ、瞬断は、一般に、光ファイバ増幅器で電気/光変換時に発生する熱雑音、伝送装置内部の接触不良などにより発生する。
パルス列の一部が消失又は重複伝送される現象はスリップといわれ、スリップは、一般に、受信した信号の位相変動を位相同期用バッファメモリによって吸収できない場合などに発生する。
パルス列の位相が短時間において揺らぐ現象で、揺らぎの周波数が10〔Hz〕以上ある場合はワンダといわれ、ワンダは、一般に、再生中継を行う際にタイミングパルスを抽出する回路などで発生する。
問 3 デジタル回線交換網の評価尺度に関する記述のうち、適当なものはどれか。
測定時間全体の中で、1秒間の符号の誤り率が10 -3を超える符合誤り時間率を百分率で表した尺度は一般に、%ESといわれる。
測定時間全体の中で、1秒間に1個以上の符号誤りが存在する秒の割合を百分率で表した評価尺度は一般に、%SESといわれる。
%EFSの測定値は、一般に、100から%ESの測定値を引いた値と等しい。
%SESの測定値は、一般に、%ESの測定値よりも大きい。
問 4 光の変調方式に関する記述のうち、適当なものはどれか。
光の変調方式には、大別すると直接変調と外部変調があり、超高速長距離システムには、一般に、直接変調方式が用いられる。
直接変調方式では、一般に、光源として用いられる半導体レーザの駆動電流を変化させることで、半導体レーザの出力光の位相を変調している。
外部変調方式では、一般に、光源として用いられる半導体レーザの出力光を、LN変調器、EA変調器などの外部変調器により変調している。
外部変調方式には、ニオブ酸リチュウムを材料とし、加えた電界によって屈折率が変化する電界吸収効果であるポッケルス効果を用いたものがある。
問 5 光変調器の特徴に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
電気光学効果を利用した光変調器は、電界吸収効果を利用した光変調器と比較して、一般に、駆動電圧は高いが、小型にできるという特徴がある。
電気光学効果による屈折率の変化に用いる光変調器には、光の位相の変化を光の強度の変化に変えて光強度変調とするために、マッハツェンダ干渉計を用いたものがある。
マッハツェンダ干渉計を用いた光変調器は、直接変調方式を用いた光変調器と比較して、波長チャーピングを抑えることができる。
電界吸収効果を利用した光変調器は、半導体素子などで構成されているため、通信用の光源として用いられる半導体レーザと同一の半導体基板上への集積化に適している。
問 6 PSTNにおける輻輳の種類に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
企画型輻輳は、チケット予約などの電話受付やテレホンサービスなどの企画で、主催者が用意した回線数を上回る呼が一時的に集中することにより発生する。
災害型輻輳は、被災地の住民が自分たちの安否を被災地外の知人などに知らせようとして、一斉に発信する場合に発生する。
輻輳が発生すると、一般に、電話をかけ直しすることによる再呼が発生する。
災害時などネットワークが輻輳するおそれがある場合には、一般に、呼の優先度に応じて、重要通信を優先的に疎通させる方法が採られる。
問 7 NGNアークテクチャにおけるインターフェイスに関する記述のうち、適当なものはどれか。
ANIは、上位のアプリケーションがNGNに依存して開発され、また開発されたアプリケーションを用いたサービスが従属性をもって提供できるような仲介機能を提供するインターフェイスである。
UNIは、ユーザ端末、ホームネットワークなどのエンドユーザ機能とNGNを接続するためのインターフェイスである。
NNIは、同じタイプのネットワークを相互に接続するためのインターフェイスであることから、ISDNのような異なるタイプのネットワークはNGNに接続されない。
ANIはアプリケーションとNGNトランスポートストラタムとの間で、情報交換を行うためのインターフェイスである。
問 8 電波の種類・特徴に関する以下の記述のうち、適当なものはどれか。
電波法では、300万〔MNz〕以下の周波数の電磁波を電波と定義しており、電波は、最も低いVLFといわれる超長波から周波数の最も高いSHFといわれるサブミリ波までに分類される。
極超短波は、短波と比較して、小型のアンテナで利用可能なことから、第3世代の携帯電話、PHS、DECT方式のコードレス電話などに利用されている。
マイクロ波は、極超短波と比較して、波長が長いことから特定の方向に向けて発射するのに適しており、衛星通信、衛星放送、気象レーダなどに利用されている。
ミリ波は、強い直進性があることから、悪天候でも雨や霧による影響を受けずに伝搬することができる。このため、比較的長距離の無線アクセス通信などに利用されている。
問 9 移動通信システムの規格に関する以下の記述のうち、適当なものはどれか。
PDC及びCDMA2000は、総称してIMT2000といわれ、第2世代移動通信システムの規格とされている。
W-CDMA,cdmaOne及びPHSは、総称して3Gといわれ、第3世代移動通信システムの規格とされている。
CDMA2000から発展したデータ通信用規格 1xEV-DO、W-CDMAから発展したHSDPAなどは、一般に、第3.5世代移動通信システムの規格とされている。
LTEは、一般に、3.9世代移動通信システムの規格とされており、サービス名称としては、Wi-Fi (wirwless Fidelity)含めて、4Gといわれる。
問 10 LTEなどで用いられる無線アクセス技術に関する以下の記述のうち、適当でないものはどれか。
LTEの無線アクセス方式として、基地局からユーザ端末への下りリンクにはシングルキャリアベースのSC-FDMAが用いられ、上りリンクにはOFDMAが用いられている。
LTEにおける無線アクセスでは、MIMO、送信ダイバーシチ、ビームフォーミングなどのマルチアンテナ技術が利用されている。
LTE-Advancedでは、一般に、キャリアアグリゲーション(CA)といわれる技術により、周波数的に不連続な周波数ブロック、異なる周波数に存在する周波数ブロックなどを複数組み合わせて帯域幅を拡張し、並列に送受信することが可能である。
LTE-Advancedの無線アクセスネットワークでは、空間多重伝送であるMIMO伝送を上りリンクと下りリンクの両方で利用することができる。
問 11 多元接続技術に関する記述のうち、適当なものはどれか。
使用周波数帯域を一定の周波数帯域で分割して複数の無線チャネルを構成し、複数のユーザがそれぞれ異なる無線チャネルで通信を行う方式を、FDMAという。
一定の時間周期を多数の時間間隔に分割して、それぞれを無線チャネルとして構成し、複数のユーザがそれぞれ異なる無線チャネルで通信を行う方式は、CDMAという。
1次変調した後にスペクトル拡散技術を用いて2次変調することにより信号の独立性を確保した複数の無線チャネルを構成し、複数のユーザがそれぞれ異なる無線チャネルで通信を行う方式は、SDMAという。
TDMAで、上りと下りの信号に別々の周波数を割り当てる方式は、TDMA/TDDという。
問 12 移動通信に用いられる変調技術に関する以下の記述のうち、適当なものはどれか。
PSKは、搬送波の位相を入力信号に応じて偏移させる変調方式であり、位相偏移の数により BPSK、QPSKなどの方式がある。
16QAMは、入力信号に応じて搬送波の振幅と位相の双方を偏移させる変調方式の1つであり、1シンボルで2〔bit〕の情報伝送が行える。
CDMAでは、スペクトル拡散変調方式を使用して1次変調を行っている。
スペクトル拡散変調方式には、DS方式とFH方式がある。DS方式では、情報データに1次変調を施した後、一定周期のホッピングパターンに従って2次変調を行っている。
問 13 衛星通信回線の品質に影響する雑音に関する以下の記述のうち、適当でないものはどれか。
衛星通信システムで用いるアンテナにおいて信号以外に受信する雑音には、衛星のアンテナが受信する雑音、地上のアンテナが受信する雑音、受信システム外からの干渉雑音などがある。
地上のアンテナが受信する雑音には、アンテナ主ビームが向いている宇宙空間で発生しているコロナ雑音、降雨時に電波が雨滴に吸収されるときに発生する空電雑音などがある。
衛星の受信システム内で発生する干渉雑音には、1つの衛星中継増幅器内で複数の搬送波は共通増幅され、増幅器の動作点が飽和点に近いときに発生する雑音、周波数の多重利用による他ビームキャリアからの雑音などがある。
地上の受信システム外からの干渉雑音には、同一周波数帯を共用する他の衛星通信システムからの干渉、地上マイクロ波通信システムからの干渉などによる雑音がある。
問 14 JIS Q27001:2014に規定されている、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の要求事項を満たすための管理策に関する記述のうち、適当なものはどれか。
プログラムソースコードへのアクセスは制限しなければならない。
パスワード管理システムは、非対話式でなければならず、また、良質なパスワードを確実とするものでなければならない。
情報セキュリティのための方針群は、これを定義し、管理層が承認し、発行し、全ての従業員に通知しなければならず、関連する外部関係者に対しては秘匿しなければならない。
装置は、機密性及び完全性を継続的に維持することを確実にするため、正しく保守しなければならない。
問 15 IPsecの特徴に関する記述のうち、適当なものはどれか。
IPsecは、アプリケーション層で暗号化通信を行うためのプロトコルであり、IETFで規定されている。
IPsecには、AHとESPの2つのプロトコルと、トンネルモードとトランスポートモードの2つのモードが存在し、各プロトコルとも、両方のモードが適用できる。
AHでは、認証、データの暗号化及びIPパケットの改ざん検知が可能であり、ESPでは、認証とIPパケットの改ざん検知が可能である。
IPsecは、上位のアプリケーションである、FTP、TELNET、SMTPなどでは使用できない。
問 16 暗号方式に関する以下の記述のうち、適当なものはどれか。
ブロック暗号では、平文のビット列を可変長のブロック単位とし、このブロック単位のビット列と鍵のビット列で換字と転置を複数回繰り返すことにより暗号化、復号を行う。
共通鍵暗号方式で用いられる暗号には、RSA暗号、楕円曲線暗号などがある。
共通鍵暗号方式で用いられる暗号技術は、ブロック暗号とストリーム暗号に大別される。ストリーム暗号の1つとしてAESがある。
擬似乱数生成器の出力と平文とのビットごとの排他的論理和演算により生成される暗号は、ストリーム暗号といわれる。
問 17 暗号方式に関する以下の記述のうち、適当でないものはどれか。
AESなどの共通鍵ブロック暗号方式では、一般に、鍵長が長いほど安定性が高くなる。
整数の素因数分解の数学的困難性を利用した公開鍵暗号方式に、RSA暗号がある。
離散対数問題の数学的困難性を利用した公開鍵暗号方式に、EIGamal暗号がある。
同じ鍵長の場合、RSA暗号は、楕円曲線暗号と比較して、公開鍵から秘密鍵を求めるのに必要な計算量が多い。
問 18 インターネット上の攻撃手法に関する以下の記述のうち、適当でないものはどれか。
DNSサーバの脆弱性を利用し、偽りのドメイン管理情報を覚え込ませることにより、特定のドメインに到達できないようにしたり、悪意あるサイトに誘導したりする攻撃手法は、一般に、DNSキャッシュポイズニングといわれる。
ソースルーティングはネットワークが正しく接続されているか試験したり、特定の経路の混雑を緩和したりするのに使われるが、IPアドレスを詐称して不正アクセスを行うことに悪用されるおそれがある。
規格外サイズのICMPエコー要求パケットを分割して送信することにより、送信先のコンピュータやルータをクラッシュさせる攻撃は、一般に、PoD(Ping of Death)攻撃といわれる。
攻撃者が大量のSYN要求パケットを送出し、意図的にACKパケットを送らず放置することによって多数のTCPコネクションの確立中状態を作り出す攻撃は、一般に、スマーフ攻撃といわれる。
問 19 ポートスキャンの概要に関する以下の記述のうち、適当なものはどれか。
サーバとの通信がアプリケーション層プロトコルであるTCPやUDPを用いて行われていることを利用しており、各ポートに対して開いているかどうかを連続で調べていくことにより、対象サーバが提供しているサービスを特定することができる。
攻撃対象に対して事前調査でICMPプロトコルを使用したpingコマンドを用いて攻撃対象のサーバがどのようなサービスを外部に公開しているかなどを確認する必要がある。
TCP SYNスキャンは標的ポートに対して完全なスリーウェイハンドシェイクを行うため、サービスの特定精度は高いが対象サーバのログに残る可能性が高い。
TCP接続スキャンはスリーウェイハンドシェイクの途中でRSTを返信することでコネクション確立を行わないため、対象サーバのログに残りにくい。
問 20 次の文章は、マルウェアについて述べたものである。【  】内の(ア)〜(ウ)に最も適した組み合わせとして正しいものはどれか。『マルウェアとは、有害なプログラムの総称であり、様々な種類のマルウェアが存在している。マルウェアの一つである【 (ア)】は、他のファイルなどに寄生して活動するのではなく、主にネットワークを利用して自己増殖し、単体で感染した後、【 (イ)】といわれる攻撃者からの指示に従って動作し、あらゆる攻撃に利用される可能性がある。例えば、企業などで社内外の境界においてセキュリティ対策を行っていたとしても、社内のコンピュータが1台でもボットに感染すると、そのコンピュータを【 (ウ)】にして社内に攻撃が行われるおそれがある。』
(ア)トロイの木馬・・・(イ)スパイダウェア・・・(ウ)オンアクセス
(ア)トロイの木馬・・・(イ)ハーダー・・・(ウ)オンアクセス
(ア)ワーム・・・(イ)スパイダウェア・・・(ウ)踏み台
(ア)ワーム・・・(イ)ハーダー・・・(ウ)踏み台
問 21 テレビ共同受信設備に用いる機器に関する記述として、不適当なものはどれか。
分配器は、信号を均等に分けるために使用する。
分配器は、異なる周波数帯域別の信号を選別して取り出すために使用する。
ブースタは、信号を増幅するために使用される。
混合器は、複数のアンテナで受信した信号を一つにまとめるために使用する。
問 22 共同受信システムの受信方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
直列ユニット方式は、マンションやホテル等各階の同じような位置にテレビ接続用端子がある場合に用いられる方式である。
幹線分配方式は、分配数が非常に多い共同受信システムに適している。
幹線分配方式では、テレビ接続用端子で故障が発生した場合、故障点以降も障害を受けるのがデメリットである。
直列ユニット方式は幹線分配方式に比べケーブルが短くなる。
問 23 図に示すテレビ共同受信設備において、増幅器出口から末端Aの直列ユニットのテレビ受信機接続端子までの総合損失として、正しいものはどれか。ただし、増幅器出口から末端Aまでの同軸ケーブルの長さ:20m // 同軸ケーブルの損失:0.2dB/m // 分配器の分配損失:4.0dB // 直列ユニット単体の挿入損失:2.0dB // 直列ユニットの単体結合損失:12.0dB
22.0dB
24.0dB
26.0dB
28.0dB

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結果: